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2014年03月31日

袴田事件の再審開始確定までの難関

当然といえば当然の流れなのかもしれませんが、静岡地検(検察側)が静岡地裁の決定を不服として東京高裁に"即時抗告"しました。

やはりあくまで自分たちの正当性を今まで通り主張して行くようですね。弁護側の思いとしては、静岡地裁での判決を重く受け止め抗告はして欲しくなかったわけです。
これで袴田事件の審議の舞台が東京高裁に移ったわけですが、袴田巌さんが再審により無罪を勝ち取るまでの道のりは平坦ではないようです_。

東京高裁でも再審が認められたとして、この場合検察側は間違いなく最高裁への"特別抗告"という手段に出るのでしょう。この度の"即時抗告"にはそのような意味が含まれているはずです。

仮に再審が認められないという状況では、弁護側が"特別抗告"します。やはり行く所まで行く_という道のりのように思えます。

検察側は誓って真実を主張しているのでしょうか?

検察側の再審を認めないという態度は、真実の究明には協力しないと言っているのと同じではないでしょうか。東京高裁そして最高裁において再審が棄却されるとき、裁判官はその理由を明白にしなくてはなりません_。

静岡地裁の判決以降、国民の司法に対する眼の色は穏やかではないのです。

検察は自白以外の証拠として主張してきものが、「捏造」されたものである疑いが濃厚になっています。事件当日、袴田さんが着ていたとされる着衣のDNA型の不一致および、サイズの不一致(女性用と思われ袴田さんには小さすぎる、血痕付着の整合性に欠ける(味噌樽から突如発見された5点の着衣)_などがあります。

とくに袴田さんを有罪とした唯一の物的証拠、「五点の衣類」に付着していたとされる血痕については誰の目にも不可解なものでしょう。

--血痕の付着状況--

・スポーツシャツ・・・A
・ズボン・・・A
・白半袖シャツ・・・B+A
・白ステテコ・・・A
・ブリーフ・・・B+A

・専務の血液型はA型で、万べんなく付着している。
・妻はB型で、シャツとブリーフだけ。
・長男はB型だが、これはシャツだけ。
・10箇所以上刺された、二女の血液型はO型だが全くなし。

血痕付着の整合性について自然なのは専務だけで、妻のB型血液などはズボン、スポーツシャツ、ステテコに付着せず白半袖シャツとブリーフだけについていた。

特別な犯罪捜査における知識やスキルのない一般人にも、これらの状況の不自然さは一目瞭然です。もっとも激しく刺したはずの次女の返り血がないという部分に裁判官は言及しなかったのでしょうか?

犯人は犯行を複数回に分け、その間着替えでもしたのでしょうか?

仮に証拠品の再鑑定を行って、その結果が再審を認めないに足るものとなれば、国民の司法への不信感は抑えきれないモノになるはずです。

1966年事件当時に行われたような采配を再び2014年のいま繰り返すつもりなのか?

袴田さんを推定無罪とした場合、一国民として国家に対する疑念は恐怖そのものです_。

最高裁における再審開始確定が意味する所ですが、捜査当局による「重大犯罪」、、、過ちを後悔し正す姿勢を見せる事で守られるものもあるはず。

唯一の証拠(犯罪の_)が本人の自白のみであった場合、これを無罪とする_と法により定められています。

そして自白については、過酷な取り調べで強要されたものだったと袴田さんは親族への手紙に記しています。

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