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2014年04月10日

宮下遥と中道瞳?リオ五輪でセッターのブロックポイントは必要?

岡山シーガルズ 宮下遥.jpg

いまあえてV・プレミアリーグ女子に注目する理由は、岡山シーガルズのセッター"宮下遥選手"が気になっているからであります。2013年くらいから急に注目され出した印象です。

生粋のバレー好きにとっては、今更かよって話かもしれませんね;;

V・プレミアリーグ女子で、岡山シーガルズが、久光製薬を破ってファイナル進出を決めました。4/12に岡山VS久光製薬で優勝決定戦が行われます。

※レギュラーラウンド、岡山は1位となったようです。

最近、宮下遥選手のトスまわしが進化してきたんじゃありませんか?もともと才能豊かなセッターではありましたが、これまで国際試合では思うような結果は残せていません。

リオ五輪のセッターに押すファンの声も多いようですが、国際試合の経験不足を指摘されることもしばしば_。

WGP2013の段階では相手のブロックを無効化するような、効果的なトス回しが出来てなかった印象がありました。いま全日本代表では、MB1というミドルブロッカーを1枚しか使わない戦術を開発中です。

かわりにWS(ウイングスパイカー)を1枚増やした攻撃的な布陣です。その代償としてクイックというMBによる速攻を捨てる形になっています。

日本の場合センターの得点が低い、ならば最初からそこに重点をおかずに高いトスを打つ事が出来るアタッカーを増やしたわけです。

アタッカーの技術が上がってきた時に初めて機能する戦術だとも言われています。従来の日本チームは竹下佳江さんというトスの精度の高いセッターがいてくれたおかげで、アタッカーは打ちやすい極上のトスを貰っていました。

しかしMB1が海外の高さやパワーに対向する為には、セッターがどこにあげてもアカッターに打ち切る技術が必要です。身体能力が高いだけでは通じなくなってきています。

MB1では、中道瞳選手がセッターとして起用されました。宮下選手と比較した場合、国際経験も豊富でありコート上では冷静沈着でミスも非常に少ないという印象です。

リオ五輪に宮下遥選手は間に合わないのか?


ここに興味深い_というか驚異的なデータがあります。

【V・プレミアリーグ セッターのブロックポイント】

宮下 遥 (177p、 19歳、 岡山) : 41点
冨永こよみ (175p, 24歳, パイオニア):37点
佐藤美弥 (175p、 24歳、 日立): 28点
早坂梢依 (174p、 20歳、 JT): 25点
松浦麻琴 (172p、 27歳、 NEC): 22点
橋本直子 (172p、 29歳、 JT): 15点
田代佳奈美 (173p、22歳、 東レ): 10点
藤田夏未 (166p, 22歳, トヨタ車体):10点
中道 瞳 (159p、 28歳、 東レ) : 2点

※3/21時点

大型セッターの強みに驚いてしまいました;;

シーガルズの中では、ミドルブロッカーの山口舞選手(45得点)などと殆ど変わらない成績です。本職と遜色ないレベル;;

ただこの部分だけを取り上げて、宮下選手が中道選手以上に機能するとは言えない所が難しいわけです。サイドに頼り過ぎない、状況判断力、俯瞰力などは中道選手に一日の長があるように思われます。

では中道選手に欠点はないのか?という点ですが、どうやらトスが綺麗すぎてブロックにかかりやすい?そんな意見が聞こえてきます。

組織的なリードブロックを展開するアメリカやブラジル戦では格好の餌食になってしまう場合もあるのです。

竹下選手などは状況次第で、あえて荒いトスを上げることで相手ブロッカーを揺さぶるような工夫をしていたそうです!

リオ五輪で金メダルを狙うのであれば、竹下選手レベルのスキル(感性)を持った170cm以上の大型セッターが必要。この条件を満たす可能性が最も高いとされる人物。

_やっぱり、宮下遥選手に期待してしまいます。

以前彼女は、全日本メンバー入りする事に消極的な面もありました。自分が入ったことで日本が負ける状況や、引退した名セッター竹下佳江さんと比較されるプレッシャーがなどあったのでしょう。

彼女自身の口から、「自分が全日本のセッターとしてリオで金メダルを獲りたい!」という発言が聞ければ多くの問題は解決するような気がするのです^^

今後世界と戦うために、セッターに対してブロック能力を求めるのであれば、この人しかいないでしょ?

カワイイしw

宮下遥のセッターとしての成長を裏付けるデータがまだありました。

Vリーグのチーム別技術集計において、岡山シーガルズはレセプションは最低クラスであるにもかかわらず、セット当たりのアタック得点はトップクラスです。

この辺りのデータに宮下選手のセッターとしての進化ぶりが顕著に現れているような気がします。レセプションやディグが悪くても、宮下選手が終わり良ければ全て良しのトスを上げていた証です。

もちろん岡山の快進撃を支えているのは、彼女の力だけでありませんが、何らかの特需はあると思いたいですw

【ちなみにバレーボール用語】
※ディグ・・・サーブレシーブ以外の繋ぎも含めたボールタッチの精度。
※レセプション・・・サーブレシーブのこと。

S・・・セッター
WS・・・ウイングスパイカー
OP・・・オポジット(ライト)
OH・・・アウトサイドヒッター
MB・・・ミドルブロッカー
L・・・リベロ



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