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2014年07月06日

家族狩りで馬見原が言う「同じ匂い」とは何なのか?

家族狩り 犯人の匂い
巣藤先生、どこか短絡的でだらしない。しかし美術の時間に"家族"をテーマに作品を描かせるくだりは目を引きました。家族関係を不条理だとする表現の出発点は面白いです。

バスキアのセンセーショナルとか後で自分で調べてみよう。そんな風に思った人もいたのではないでしょうか?冒頭の短い時間のなかで、巣藤浚介という人物像の特質がそうそうに出た感じです。

清岡美歩先生こわ〜〜;;山口紗弥加さんってちょっと男にとって恐怖を覚えるようなキャラを演じるとハマりますよね、、、。

松雪泰子演じる氷崎游子は何かとビンタが飛び出しますが、なぜでしょうか?児童心理司という仕事を選んだ理由も気になります。父親から虐待を受ける少女だったり、弱い立場の人間が傷つくことに過剰な自己犠牲心を払っているように見えます。


クレームババアの「あの匂い」

馬見原光毅警部補(遠藤憲一)の心象を切り出したような演出(カット)がありましたが、この場面です。
氷崎游子 過去の秘密.jpg
馬見原だけが感じ取った戦慄であり、または憶測ですが一気にドラマのギアがあがった感じがしました。人の心の中だけの世界を"非日常"、オフの世界としてとらえた時のスイッチの切り替え方が凄く効果的だなと思いました。

カット割りに安直さがないっていう感じです。なるほど、こうやって今後人間関係(背景)を繋げていくのかと納得したわけです。説明的になり過ぎない為には直感的なやり方のほうがいいって事はよくあります。

「匂い」_は味覚や聴覚などより記憶に残ると言われています。家族狩りでは一家心中事件?があり手掛かりとして、「匂い」があるようです。回想シーンで馬見原が娘(篠田麻里子)を殴るシーンがありましたが、氷崎游子に対する匂いの情報が記憶をより鮮明に蘇らせたのではないでしょうか?

ただこの「匂い」の実態は、殺人事件の現場に残された犯人特有の"手口"だったりその"精神性"を指しているのかもしれません。馬見原がそれを過去の記憶から逆算して蘇らせる過程で、嗅覚に変換して感じているのかもしれない?


家族が揺らいで「I love you」の行き場がない_

游子のお父さん、娘の誕生日ケーキのロウソクを自分で消しちゃいましたね。もうずっと昔に消えてしまっただろう希望の灯りが、もう一回消えたっていう寂しさがありました。ここに家族嫌いの巣藤が居合わせているという浮世離れした光景が世界を少しだけ揺らすのです。

やっぱり、グラグラした物語なんだって再認識。

なんかリアリティありすぎて切ない所も多々ありますね。游子の母親・民子(浅田美代子)が尾崎豊の「I love you」を口ずさみ、そこに認知症の氷崎清太郎のいびきが重なる場面とか、、、。

大げさじゃなくて、ここらへんが世間の平均値(実測値)のような気はします。なんか不思議な説得力があります。こいう場面が嘘っぽく見える人と、そうじゃない人がいて当然ですけどね^^

人生生きれば生きるほど辛くなる、「あんたも覚悟しておきなさいよ」。私も同じことを何度も親から言われた覚えがあります。まあ、今もかw

遅かれ早かれどこかで覚悟を決めなきゃならない。家族っていう利害についても終わりは来るし、新しく始めるにしてもそれを知らないモノとの付き合い方は決して楽じゃない。

須藤になんらかの思いを抱いている、芳沢亜衣っていう生徒も目が離せません。

家族狩りでは、希望も闇も際限なく抱え込めるのが人間なんだという事を、どんなシチュエーションで見せてくれるのか?残酷な事件についても、そこに知るべき答えが待っているはず。

犯人を探しだして終わりといった類のドラマだとは思えません。自覚した瞬間、きっと世界は変貌するんでしょうね。

【連続して発生する"家族狩り"の犯人の予想/ヤフー知恵袋!】
ドラマ家族狩りの犯人は誰だと思いますか?

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