Homeスポーツ試合結果 >田中将大 4球に1球投げたスプリットが怪我(靭帯断裂)の原因?
2014年07月12日

田中将大 4球に1球投げたスプリットが怪我(靭帯断裂)の原因?

田中 靭帯断裂で今季絶望か?.jpg
田中将大投手の右肘内側側副靱帯・部分断裂の報道に、「トミー・ジョン手術」の文字が踊った事は本当にショックでした。

MLBの記録データを扱うサイト「FanGraphs」によれば、今季田中投手が投げたスプリットは全体の25.1%にまで達していたのです。そして早い段階でレイズのマドン監督も田中投手のスプリットの多投に警鐘を鳴らしていました。
「私は、彼のスプリットの多さに注目している。私はスプリットを多投することに、常に懸念を持っている。若い選手が多くのスプリットを投げると肘や前腕に負担が掛かって故障に繋がるケースがあるからだ。田中はまだ25歳という若い選手だが、あれだけスプリットを投げて、この先2、3年、どんな影響が出てくるのか、注目している」と。

2,3年、、、。

メジャーでの田中投手のスプリットの多さは何を物語っていたのか?過去を振り返ってみると少しわかります。

楽天時代の2013年シーズン、田中投手が投げたスプリットは530球でした。これがメジャー移籍後2014年シーズンでは、すでに477球という数字です。中6日だった日本時代と比べて、中4日のメジャーではヤンキースの起用方法次第ですが、登板回数も間違いなく多くなります。

想像を絶するような苛酷さなの中に彼が立っていた事は間違いないでしょう。とっくに右肘の違和感にも気づいていたかもしれません。でも何も言えなかった?

疲労の蓄積の少ない開幕当初では、ストレートもアウトローにコントロール出来れば決め球になるような場面もありましたがメジャーのバッターも急速に適応して行くのがわかりました。

簡単にいうと追い込まれてしまった場合は、田中投手の勝ち。捉えるのが困難なスプリットは最初から選球もしないし狙いもしない_諦めるという事だった。ストレートのように踏み込んで空振りに終わってもOKという感じ。

問題は追い込むまでのカウントを稼ぐ球種だったはずです。この段階でも田中投手は多くのスプリットを選択しています。ストレートと同じフォーム、軌道から変化するスプリットであってもストレートに的を絞ってバットを振られてはお手上げなのです。

このことで、さらにストレート自体も投げにくい状況が生まれていました。スプリットかもしれないストレートはメジャーのバッターにとっても脅威でしたが、ただのストレートに関しては凡庸なボールでした。

"スプリット"かもしれない_という状況をどこまでも演出し続けるために茨の道を歩んでいたのでは?こうなってくると、レイズのマドン監督が懸念したようにスプリットをより多く投げさせる事が、田中投手攻略の近道という方法論が成り立ちます_皮肉な話ではありますが。

最近の田中投手のストレートですが、140キロ代後半がやっとだったのではないでしょうか?

全盛期の松坂投手や、現在メジャーで故障者リスト入の藤川球児投手のようなライジング・ファスト・ボールを持っていればな〜。田中投手はストレートでは勝負出来ない、カウントを取りに行く場合もちょっと甘く入れば簡単にスタンドに放り込まれるという状況_。

田中投手がメジャーに移籍したことで私自身気がついた事があり、それは向こうのバッターはパワーは当然ですが選球眼もありコースの打ち分けが上手い選手がごまんといます、、、はぁ〜;;

ヤンキースの開幕ローテーションだった、サバシア、ノバ、ピネダ等がもっと機能して結果を残せる状況があれば、田中投手がここまで酷使される必要はなかったわけですが。

選手生命を削りながらでも勝利を求められた田中将大投手がいた。まわりも高くかっていたし、本人のプライド(責任感)も相当なものでしょ。

メジャーのマウンドの硬さや、滑りやすいボールにうまく適応したとこちらは思っていたわけですが違っていたようですね。疲労は蓄積する一方、なおさら球威の低下するストレート。そんな状況でスプリットを投げるしか勝つ道がなかった。

どこかで誰かが言っていたのです、いつまでもスプリットだけでは逃げ切れない_と。

本当に残念だ。どこかの誰かの予言が現実化してしまった。マー君はそんな事にはならないと鵜呑みにしていた無知な自分がいたし、ピッチャーは消耗品という定説にも個人差があるだろうって、、、。

ダルビッシュ投手なんかは、ちょっとでもコンディションに違和感を感じれば登板を回避しています。選手生命を考えた時、目の前の1勝より大切なモノがあるという事になりそうです。

早咲きは短命は彼(田中将大)にも当てはまってしまうのだろうか?

1日でも早く復帰して欲しいと簡単には言えない。投手生命を確実に守って欲しいと願います。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。